【93 til】by Pete Thompson
A Photographic Journey Through Skateboarding in the 1990s.
本書は 90年代 - 2000年代前半の、いわゆるスケートボーディングの「ゴールデン・エラ」に活躍したフォトグラファー、Pete Thompsonがその時代に撮り続けてきた世界のトップスケーター達の写真で構成されています。
スケートフォトグラファーとして当時の TWS / Slap / Skateboarder etc 各マガジン、シーンの中心で仕事をしていた事を考えれば彼のスケートシーンへの功績がどれほどのものであったかは想像に難くないでしょう。
一般社会からの理解にはほど遠くにあり、自身のアイデンティティーを探すためのツールとしての要素が強かったスケートボーディングも、現在では東京オリンピックから男女の競技分け、スポーツメーカー、ファッションブランド、飲料メーカーなどの巨大企業の参入、インスタグラム、ラグジュアリーなプロスケーターなどなど、当時からはかなり異なったものとなっています。
この先 スケートは更なる変貌と遂げることになるかもしれませんが、その当時の海外のメディアから伝えられた熱量を感じ取れるクロニクルの1つとしてこちらをご提案させていただければと思います。また、この本の多くの写真は未露出または露出の少なかったもので構成されています。
Built to Grind / Blabac Photo / Dysfunctional / Mximum Rad / Made For Skate 等と同様に、 20年 - 30年後も見返すことが出来る貴重なスケート文献の1つとなることでしょう。
当時をご存知の方は、脳が90年代にトリップすること請け合い。
国内では限られたお店のみでの販売となっていますので、かなり貴重な一本。
※ ハードカバー
※ 250 ページ / ポリプロピレン加工
※ 23.5cm x 30.5cm